2015-03-10 第189回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
この研究は、脳脊髄液漏出症と、また周辺病態をあわせた脳脊髄液減少症の疾患概念を確立すること、また科学的根拠に基づく診療指針を作成することを目的としております。 これまでに脳脊髄液漏出症あるいはその疑いとされた患者さんにつきましては、六十六例の臨床症状が収集されていると承知しております。
この研究は、脳脊髄液漏出症と、また周辺病態をあわせた脳脊髄液減少症の疾患概念を確立すること、また科学的根拠に基づく診療指針を作成することを目的としております。 これまでに脳脊髄液漏出症あるいはその疑いとされた患者さんにつきましては、六十六例の臨床症状が収集されていると承知しております。
こちらの方も、今、周辺病態の研究ということになると思うんですけれども、これは百症例ぐらいを目標に被験者を募ってきているというふうに思うんですが、現段階でどれぐらいの症例が集まっているという理解なんでしょうか。
脳脊髄液減少症の研究班におきまして、こういった周辺病態も含めた研究の対象者として特に年齢を限定しているというものではございませんが、小児の症例の場合には、検査の協力に対する同意が得られにくいといった問題がございまして、症例の集積に時間を要している、そういう事情はあると伺っております。
十九年から二十四年までということでございますが、ここで二十三年の十月に診断基準が公表されたということでございまして、ここで第一弾、一つの結果が出てきておるわけでありますが、一方で周辺病態に対してどうだろうと。これはなかなか分からないという中において御苦労されておられるわけでありまして、これに対しても研究をしっかりやれというようなお話をいただいておることを存じております。
その内容とは、一、平成二十六年四月にはブラッドパッチ療法を必ず保険適用とし、脳脊髄液減少症の周辺病態に対する研究も積極的に取り組んでいただきたい。二、学校現場での事故による発症が多いため、研究事業の中に十八歳未満の症例を加え、学校、家庭に対する啓発及び情報提供の強化を図っていただきたい。
現在は、この研究班では、周辺病態の診断基準等についてもさらなる研究が行われております。 また、平成二十四年六月より、脳脊髄液漏が確実な症例に対して行われるブラッドパッチ療法について、御指摘のように、先進医療として保険併用が可能となっており、該当施設での患者負担が軽減されるようになっております。
当該症例の周辺病態の診断基準等につきましては、同研究班で今年度においてもさらに研究が進められる、このように承知しておるところでございます。